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2012年10月9日火曜日

映画鑑賞ー恋人たちの予感

メグ・ライアン主演の「恋人たちの予感」(原題;When Harry Met Saly)を観ました。

男女が知り合って、友人にあり、最後には恋人になるというテーマは、まあ、ありきたり。
そのありきたりなテーマに、新鮮な味わいを加えてるにしてるのは、「時間の流れ」かな。

すれ違いばかりだった二人がだんだん親密になっていくためには、時間の経過と、それに応じた成長が欠かせなかった。
とはいえ、最後はやはりきちんと気持ちを伝えなきゃ行けないわけだけど。

最初チャーミングで気が強い(強過ぎ?)なメグ・ライアンが、次第に、シックにそして落ち着いてくるのは、まさに年月を経ることで初めて起きること。

人生だね。


2012年9月30日日曜日

チキンオーバーライスの作り方

ニューヨークに旅行した際にお世話になったのが、Halal Stand(でいいのか?)。Halalいうくらいなので、イスラム圏の料理をベースにしたファストフードで、マンハッタン周辺のいたるところに「Halal Food」の看板を出した屋台(Stand)があります。
最初はどんな料理かわからず、どうやって注文すればいいのかわからなかったので、敬遠してましたが、一度経験すると、値段の安さと、どこでも買える気軽さと、なにより美味しさですっかりはまってしまいました。
あちこちにあるだけあって、Standによって味のレベルに差があるんですが、泊まってたホテルの近くのStandが結構美味しかったので、リピートしてました。

メニューはいくつかあるんですけど、いつしか定番になったのが、Chicken over Riceチキンオーバーライスです。文字どおりごはん(インディカ米)の上にスパイシーに炒めた鶏肉を乗せる料理で、日本の丼物にも通じるものがある食べ物です。
基本ジャンキーな食事ではあるんですが、料理としての完成度がとても高く、やみつきになります(^_^)

日本に帰ってからも忘れられず、出してるお店もあるみたいなので行ってみようかとも思ったんですが、ふと、「自分で作ればいいじゃん」と思いついちゃいました!

以下、私が作ったChicken over Riceの作り方をご紹介。
一人分として書きますが、基本目分量なので、お好みで加減してください。

鶏もも肉 100g
ニンニク 3かけ
サラダ油 小さじ1
レモン汁 小さじ2

(スパイス)
コリアンダー
クミン
パプリカ
クローブ

(ターメリックライス用)
インディカ米 150g
バター 10g
ターメリック
ガラムマサラ(またはカレー粉)

(ホワイトソース)
プレーンヨーグルト 20g
マヨネーズ 5g
乾燥ガーリック 少々
レモン汁

(レッドソース)
ホットチリソース(市販) 30g

(付け合わせ)
レタス 少々

まず、鶏もも肉を漬け込みます。
オリーブ油にスパイスを混ぜて、レモン汁をいれます。
ニンニクは荒く刻んだものを↑に混ぜます。
そして、この漬け込み用のタレに鶏もも肉を漬け込みます。鶏もも肉は、唐揚げくらいの大きさでよろしいかと。
30分から2時間ほど漬け漬けします。

これと並行して、ターメリックライスを作ります。
インディカ米を30分くらい水に漬けた上で、鍋にたっぷり沸かしたお湯で茹でます。パスタを茹でるノリです。芯が無くなったら、お湯から米を上げて水を切ります。
水気を切ったインディカ米をバターを溶かしたフライパンで炒めます。軽く炒めたら、ターメリックとガラムマサラ(かカレー粉)を少量投入して風味を付けます。
ライスの香りと味付けは、この料理のキモだったりします。うーん、ジャスミンライスさいこー!

さて、いよいよお肉を炒めます。
基本、漬けだれと一緒にフライパンで炒めてやれば、美味しく出来上がってくれます。
中火で炒めて、火が通ったら、取り出して包丁で1cm角くらいに切ります。

そして、皿に盛ったターメリックライスの上に、炒めた鶏肉を乗せます。
脇には、付け合わせのレタスを。

味付けには、ホワイトソースと、レッドソースをどうぞ♪

今回は、かなーりニューヨークで食べたChicken over Riceに近いものができました!!
うまー。

よかったら、試してみてください。

2012年9月29日土曜日

秋の蝉

9月29日、秋もこれから深まっていくこの時期にふさわしくないほど暖かくなった今日の昼すぎ、自宅のベランダにミンミン蝉が飛び込んできました。

ほんの10秒くらいだったけど、ベランダの排水溝にひっくり返りながら、それでも彼は元気に鳴き、俄に飛び去っていきました。

時季外れの蝉なんて哀しいものです。
共に鳴くはずの同胞はもうおらず、 風向きが変わればあっという間に冷たい空気が周りを包んでしまう。
しかし、長い期間を土の中で過ごしてきて今日鳴いたあの蝉の鳴き声に、私は生命の力強さを感じました。

鳴く気があれば冬にも蝉は鳴けるかもしれない。
そんなことを思いました。